ジャンルを問わず好きなものを突き詰めていけ
それがいつしか個性になる。
~ 林響太朗 ~


皆さんこんにちは!
運営スタッフのダイキ(@ダイキ/運営スタッフ )です!

11月2日、大人気シリーズ林響太朗さんのセミナー「林響太朗の現場の思い出話 part2」が行われました!

司会:ダイキ    
登壇者:林響太朗
サポート:AOI Pro.岩佐



林響太朗 / Kyotaro Hayashi (Film Director, Cinematographer, Photographer)
【ゲスト講師】

1989年東京生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科 情報デザインコース専攻卒業後、DRAWING AND MANUALに参加。独自の色彩感覚で光を切り取る映像のみならず、インスタレーションやパフォーミングアーツ、プロジェクションマッピングなどのクリエイションに数多く関わっている。

2016年 ヴェネツィアビエンナーレ特別賞
2019年 VMAJ 2019 BEST ROCK VIDEO賞
2019年 VMAJ 2019BEST POP VIDEO 賞
2020年 SSMA 2020 BEST VIDEO DIRECTOR 賞、2020年 SSMA 2020 VIDEO OF THE YEAR『Aurora』受賞
2021年 竹内まりや『プラスティック・ラブ』MV、監督


今回は、事前に林響太朗さんのHPを元に、どの映像についてお話し頂きたいかの人気投票を行いました!
人気投票で出た結果を元に、それぞれの映像作品を紐解いてどのように企画して演出をしたかなど制作工程を解説頂きました!


▼人気投票結果!
1.菅田将暉    「まちがいさがし」【MUSIC VIDEO】
2.米津玄師    「M八七」【MUSIC VIDEO】
3.上白石萌音    「夕陽に溶け出して」【MUSIC VIDEO】
    森七菜    「深海」【MUSIC VIDEO】
    星野源    「不思議」    【MUSIC VIDEO】

普段、絶対お話を聞けないような内容も多く...
クローズド(AOI Film Craft Lab.)の環境ならではの密度の濃いお話をいただけました!

質疑応答の時間では、対面の人だけではなく、オンライン参加の皆さんから頂いた質問にも答えていただきました!
そんな質問を1つ紹介...!

Q.高校生です。林響太朗さんの作品はストーリー性があってビジュアルも美しくて好きです。林さんのような映像監督(特にMVの)を目指しているのですが、学生のうちにした方がいいことありますか?林響太朗さんはどのような学生時代を過ごしたか、それが今の活動にどういきてるか、キャリアの転機についてもお伺いしたいです。

林:高校生の頃は、ミュージックビデオとか作ろうなんて思ってなかったー。

AOI Pro.岩佐:何かつくっていたりしなかったんですか?何かに限らず。

林:高校の頃なんてただのテニス部だよ。笑    全然何にも作ってない。

AOI Pro.岩佐:粉からポカリも作んないんですか?

林:粉からポカリもお願いしてた。笑    美味しく作る自信ないから。笑

AOI Pro.岩佐:そうなんですね。笑    大学では流石に(何か)作ってましたよね。

林:大学ではもちろん作ってたし、一浪して予備校通ってたんですけど、一浪した時は毎日絵書いてましたね。その頃受験のためにやっていたのものが、今の軸にもなってる気がしますけどね。

(中略)

林:好きなものがめちゃくちゃ増えるといいんじゃないかなって思いますけどね。
それは、なんでもいいと思うんですけど、アニメでもいいし、特撮でもいいし、映画でもいいし、小説でも、もちろん音楽でもいいし。
結構オタク気質な人って強い気がします。

ダイキ:好きなものを突き詰めれば個性に変わっていくって感じですかね。

林:そうそう、ファッションの人とかでもすごい映像作る人もいるし。


予備校の頃に勉強していた絵が、今の軸にもなっているとは...
林さんの好きなものを突き詰める力が、今の作品作りにつながっているんですね!


講義終了後


セミナー後は、林響太朗シリーズ初アフタートーク会!
ラフにお話しできる会としてましたが、最初はみんな緊張であまりお話しできていませんでした笑
でも後半になると、皆さん笑顔になってきて、林さんと楽しそうに交流してました!

この頃は硬い頃👇

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終了後    トークにて


ダイキ:本日はありがとうございました!

AOI Pro.岩佐:次はまた4ヶ月後とかかな?

林:いや、そんなこともないんじゃない?

ダイキ:はい、すぐお声がけします!次どういう形がやりやすいとかありますか?

林:前から思ってたんだけど、僕のオフィスでやるのいいんじゃない?

ダイキ:林さんのオフィスで、林さんのお話聞けるなんて贅沢していいんですか!

林:大きさもちょうどいいし、全然いいよー。

ダイキ:すぐ見学しに行かせてください!!!

ということで、林響太朗シリーズ第四段は、林さんのオフィスでお届けすることになりそうです!!
次回も楽しみにしていてください!

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