メンバーインタビュー第15回は、通称「ラボの人」大久保楽(@-- )さん!    ご自身も映像制作を学びながらAOI Film Craft Lab.の運営に携わっていらっしゃる楽さんが、参加者として運営として感じることや、構想中の新企画などについてお話を伺いました。

大久保楽
AOI Film Craft Lab. コミュニティマネージャー


アウトプットのチャンスをつかむ

——楽さんは、アオイラボで学生運営スタッフをされていますよね。制作もやられているんですか?

楽:はい、将来映像の仕事ができるように、今は運営スタッフをやりつつ制作を学んでいます。最終的には、一通り全部のことをひとりでできるようになりたいんです。ビデオグラファーっていうんでしょうか。

——分野をしぼるのではなく、広く学ばれているんですね。

楽:そうですね。僕は三重県の御浜町出身なんですが、田舎だったので友達が周りにいなくて「何事も最初から最後までひとりでやる」っていうのが日常だったんですよ。音楽をやっていたので、高校生のころは自分で楽器を弾いて、iPhoneで撮っていました。
今アオイラボで勉強をしていくと、実際の映像制作業務はかなり細分化されているのがわかってきたんですけど、まだ始めたばかりなので、満遍なく学んでいけたらと思っています。

——アオイラボには参加したきっかけはなんですか?

楽:大学のOBの方がアオイラボにいたんです。それで、研究室の先生から紹介していただきました。元々プロダクトデザインの学科に所属していて、つくった製品を動画にしてプレゼンする授業があったんですよ。その授業で特に気合いをいれて動画制作をがんばったら、教授がOBの方に引き合わせてくれたんです。
入会したその日に、上田慎一郎監督ショートフィルムフェスティバルへの参加を決めました。ちょっと無鉄砲かな?と思いましたけど、やってみたくて。

——わたしもオンラインで拝見していましたよ!    楽さんの作品、はじめてとは思えなくて、すごく印象に残ったので、思わずコメントしてしまいました。

楽:ありがとうございます。コメント、うれしくてスクショしてあります(笑)。
そのあと、青山学院のミスターコンテストの企画でプロモーションビデオも撮らせていただきました。アオイラボにいなければそもそもこんな機会はないですよね。自分で締め切りを設定することが苦手なので、アオイラボのイベントに参加して、課題に取り組むことで、アウトプットの経験を積むことができているなと感じます。

音楽、プロダクトデザイン。映像にすべてが生きる。

楽:もともと手を動かすことが好きだったんです。夏休みに祖父母の家に遊びに行って、畑をやったり、山に入ったり、仕事を手伝ったり、その辺にあるもので机を作ったり……。料理も好きで、毎日料理をしていたら唐突に美味しいピザが食べたくなって、ピザ窯をつくったりもしました。コンクリートで基礎をうつところからはじめて……(笑)。

——ピザ釜!?    窯からつくるってすごいバイタリティですね。


楽:その中でも好きだったのが音楽でした。高校生のころは、音楽を仕事にしたいなと思っていたんですけど、プロダクトデザインにも興味あったので、デザインを勉強しつつ音楽もやろうと思って大学に入りました。でも、ぼくは考え込んでしまうタイプなので「何かを成し遂げなきゃいけない」ってプレッシャーに押しつぶされちゃって。しばらく、何もつくれなくなっちゃったんですよ。
自分が納得できないと世に出したくないタイプなので、「これはあんまりだな」っていうのを出さずにいて、結局何にも出せないっていう負のループにはまってしまって。音楽も好きだったのに、1回やめてしまったんです。大学も一年半ぐらい休学しました。
それで休学中は、介護士として働いたり、オンラインショップをやったり、畑でつくった野菜を売ったりしていましたね。

——あれ、暗い話かと思いきや、めちゃめちゃ行動されてますね(笑)。楽さんはお店も運営されているんですか?

楽:ぼくはバイクが好きなので、バイクのためのアパレルやグッズのお店をずっとやっているんです。直近では、自分のお店のプロモーションビデオや、商品の映像も撮っています。

——興味がほんとうに幅広くて、パワフルなんですね。

楽:復学して、アオイラボに入って。それで、色んなことをもっと楽しんでやれるようになろうと思って改めて動画を撮り始めたんです。そうしたら、今までやってきたことが、すべてつながった気がしたんですよ。たとえば「映像のためBGMが欲しいな」って思ったら、全然いい曲が見つからなくて。どうせだから作ってみようかなって、やめていた音楽をまた始めることができたんです。ピアノを弾いてみて、「あ、いいかも」って。

——音楽も、ものづくりも、あらゆる経験が映像制作に生きているんですね。今も何か作品に取り組まれているんですか?

楽:この間新作をつくって、コンペに出したばかりです。今は結果待ちなのでお見せできないんですけど、そこで自分の曲を使いました。

——あとでこっそり見せてください!

コミュニティに愛着をもってほしい


——ここからは、アオイラボの学生運営スタッフとしての活動についてうかがいたいと思います。イベントを企画されるとき、大切にされていることがあれば教えてください。

楽:僕自身は、映像制作の知識がたくさんあるってわけではないので、自分と同じような目線の学生の方や、社会人でもまだ始めたばかりの方に向けてイベントを組んでいます。
僕は、アオイラボに「愛着」を持ってほしいって思うんです。ファンになってほしい。そのために、日々企画を考えています。

——新しい企画を構想中とうかがっていますが、そのお話もうかがえますか?

楽:実は今、ラジオ配信を構想しています。メンバーのみなさんに、日常的に楽しんでいただけるコンテンツがつくりたいんです。アオイラボの講師の方は第一線のクリエイターや監督で、すごい方ばかりじゃないですか。他の媒体では、その方の尊敬できるところや、すごいところ、おしゃれなところが取り上げられることが多いと思うんです。
でも自分が聞いてみたいのは、たとえば「自分と同じ年齢のころ何をしていたか」とか「普段何を考えて生活しているのか」っていうところなんですよ。アオイラボだからこその近い距離感で、講師の方やメンバーの方とお話しして、みなさんにお届けしたいです。

——それは聞いてみたいです。楽さんが色々な経験をされてきたように、講師の方にも、その表現に至るまでの背景がありますもんね。パーソナリティも担当される予定なんですか?

楽:ラボのイベントは、今のところ、企画した本人が仕切ることになっているので、挑戦するつもりです。今、コミュニティマネージャーの、@-- さんと打ち合わせしています。目標開始時期は4月です。

——楽しみにしています!

スタッフとして感じる悔しさ


楽:正直に言うと、アオイラボのイベントって中身が豪華なのに、それに気づいてもらえてないのが悔しいんです。

——たしかに。講師の方々も第一線の方々ばかりで、内容も丁寧ですよね。

楽:そうなんです。参加したら、「すごいことをさせてもらっている」って実感できるのに、なかなか魅力を伝えきれていなくて……。
とくに学生は、あり得ないくらい安い価格で、すごい機会を享受できる。僕は、スタッフ兼参加者みたいな立ち位置でいることが多いんですが、「あの有名な人に、課題をこんなに細かく添削してもらえるの?    こんなにコメントもらえるの?    こんな距離感でしゃべれるの?」って、参加すれば参加するほど驚きます。
実践的なイベントもありますし、実際の仕事場をみせていただく機会もあります。ふつうの学校だったら、難しいですよね。


——イベント体験レポートも拝読しています!

楽:正直いって、イベントの参加人数が少ないとき、僕は不思議でしかたないんですよ。
「こんなにすごい内容なのに、なんで参加者が少ないんだろう?」って。
さらに濃い内容にしていけるようにスタッフもがんばるので、メンバーのみなさんには、ぜひ機会をフル活用していただけたらうれしいです!
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インタビューの後、楽さんに新作をこっそりみせてもらいましたが、お世辞抜きで音楽がめちゃくちゃいいんです……!    ラジオ配信企画も、楽しみにしています。

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