みなさん、こんにちは
運営スタッフの @--  です!

今回の体験レポートは私の作品への愛が溢れてしまうかもしれません..🤦🏼


ということで先日、『First Love 初恋』寒竹ゆり監督のセミナーがAOI Pro.代官山オフィスで開催されました🎉

個人的に作品の情報解禁時点から気になっていたこの作品。
本編配信直前の”配信記念プレミアイベント”をYouTubeで観て、
3日間で全9エピソードを完走🎥
そんなこんなで、私の作品に対しての熱量が高く、一ファンとして興奮冷めやらぬ状態で寒竹さんに質問してしまいました...。

あれだけ壮大なストーリー、さらには時代が前後する複雑な構成を表現するための工夫として
脚本以前に、人物の時代背景行動原理を設定することが重要。

今作は宇多田ヒカルさんの『First Love』と『初恋』をモチーフにした作品

監督は歌詞を数週間見続け、五感の物語を書こうと決めたそう。
主人公・也英は反応が身体に出てしまう女性🙎‍♀️(お尻でドアを閉めたり、寝ながら足を投げたりするキャラクター)満島ひかりさんをキャスティングした理由は”日本で一番フィジカルが忙しい女優さん”だったから。

👇寒竹ゆり監督の言葉メモ

初恋をどう定義するか。
記憶喪失を装置にしたい。
王道のラブストーリーを描きたい。



古文の自発にあるように「思わず〜してしまう。」という感情は昔からあるもの。
そんな誰もが共感できる感情を、大きな柱を建てつつエンターテイメントとして作り出すことを目指したそうです。


数多くの役が登場する今作ですが、それぞれの人生にどんな出来事があったのか・彼らの人生について一度考えて、描かれていない背景まで作ることで物語に厚みが生まれ、俳優の役作りにも生かされる。
実際に、タクシー運転手(エキストラも含め)の方々の物語内の履歴書を一人一人書いたというエピソードも語られていました。(北海道のお笑い芸人さんもいらっしゃったというのが興味深かったですね👍☃️️)



監督のお話の中では、画替わりに対する配慮も垣間見えました。
シーンバックはなるべく違う状況を作ってシーンの落差を生むことを重視し、
北海道内の250箇所以上のロケ地で撮影。
(とんでもない労力ですよね..凄いです😳)


音楽については、フィルムスコアリングという手法を採用🎷
出来上がった映像に対して、後からオリジナルの音楽を書き下ろすこのやり方では、
感情が揺れるポイントを可視化させ、そこで音楽をかけたり変化させたりすることで
登場人物の感情に寄り添った映像作品が生まれました。


私は「全ての出来事に意味を持たせないと切り捨てられてしまう。」という監督の言葉に
この作品の高い完成度の由縁を感じました。
出来事が運命ときっかけに変化して繋がっていく。
そんなふうに人生は動いていくのかなとふと思いました💭


寒竹ゆり監督は下記のYouTubeチャンネルでも『First Love 初恋』についてお話しされているので、気になった方はぜひこちらもチェックしてみてください!👇


👇キャストの方が語る制作秘話や撮影の裏側はこちら



ちなみに監督が実際に資料作りに使ってらっしゃったソフトは
・Scrivener
・in Design
らしいです! 
(最後まで読んでくださった方への🎁でした。)


以上、体験レポートでした!